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大正七年の獅子舞写真集

大正七年(1918)に撮影されたこれらの写真は、当時の衣装や人々の身なり、客層など様々な情報が読み取れる貴重な写真です。御宮参りから白刃のそれぞれ一枚、合計7枚の写真集です。

現在の獅子舞と比較して、写真から読み取れるいくつかの違いをご紹介します。

・ 獅子頭の毛が今よりも多く、横に大きく広がるよう付けられている。
・ 獅子の衣装は上下で柄が違う(現在は上下同じ柄)。
・ ササラの衣装は格子柄を基調とした藍染の着物(現存)。金糸で牡丹に蝶の刺繍があしらわれた帯は今と変わらない。
・ 囃子方(笛)や獅子舞関係者はとくに決まった衣装がない(現在は揃いの浴衣を着る)。
・ 朝一番の演目「宮参り・御幣掛り」から多くの観客がおり(現在よりもずっと多い)、つねにたくさんの客が獅子舞を見物している。また庭場の中にまで観客がおり、獅子の踊れる範囲が今よりも狭い。
・観客は着物姿で子供が多い。



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昭和34年獅子舞記録映画

昭和34(1959)年 下名栗諏訪神社獅子舞保存会 制作
『下名栗諏訪神社の獅子舞 記録映画』(オリジナル版)










昭和34年(1959)、30代の保存会員を中心に、例大祭を8ミリフィルムに撮影し、多大な時間を使って録音・編集し、記録映画を作製しました。当時の舞と節、さらには­下名栗の景観や観衆の民俗をも後世に伝える貴重な映像となっています。この映画は平成6年(1994)にビデオテープに収録し、さらに16年(2004)にはDVD化し、­各家庭で鑑賞できるようにしてあります。23年(2011)には、原盤の8ミリフィルムと録音テープを飯能市郷土館に寄託してよりよい保存を依頼し、DVDのデータはYo­u Tubeへアップロードしました。

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